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ついに最終回。今回はトリビア的なことが多いかな。父親について語ることは少ないので、そこらへん注目。なかなか面白い内容です。結局やっぱ同じぐらいの分量あるので長いです。お楽しみあれ☆
J:悪いクセってある? M:うん。悪いクセならたぶんいっぱいあると思う。 J:買い物? M:買い物はたくさんするけど、減らしてる。 J:ところで最新アルバム(No More Drama)はパーティーアルバムで、レニークラヴィッツと仕事してるのね("PMS"のギターですね)。彼はどうだった? M:レニークラヴィッツとは会いもしなかったからねー。前には会ったことあるけど。彼と仕事はしたけど、電話を通してだったの。Dr. Dreとしたのとちょうど同じようにね。Dr. Dreとは直接会って仕事はしなかった。ああ、その前に何回か会いに行ったこともあるけど、曲を作ることに関しては電話を通してやったってこと。弟と作曲家のChinaとAsiaが基礎を作って、あたしがそれを聴いて、録音して(たぶん歌録りの意味)、Dreに送ったの。Dreが「Mary、Bridge書いてよ」て言ってきたからあたしがBridgeを書いて、あの曲("Family Affair"ですね)が出来上がったってわけ。 J:Mary、あなたに起こった最高の出来事って何? M:あたしに起こった最高の出来事は、精神の目覚め。自分の第三の目(だから怖いって)が開いて、もう悪いことにかかわることも無いわ。 J:自分にとってかけがえの無いものって? M:私の人生-My life。 J:何に対して一番お金を遣い過ぎたと思う? M:宝石類。 J:どんな車運転してるの? M:そんなに車には熱中してないな。BMWのX5ってやつと古いちっぽけなベンツ(ビンテージとかの意味ではなく長いこと使ってるものみたい)。 J:教会に行ってパフォーマンスしたことある? M:小さい頃はゴスペルを歌うために次から次へと色んな教会に連れてかれたな。今はもう教会でパフォーマンスすることはないの。Real Loveとか歌うとか、無いでしょー! J:(笑)オーケー、どんな家に住んでるの?家で歌ったりしたことある? M:うーん、無い。あんまり無いわ。弟とかお姉ちゃんとか彼女の旦那だけの時じゃないかぎりは。外でバーベキューしたりする時とかね。あ、あたし自活してんのよ。もうお姉ちゃんとは住んでないの(Maryさんは結構長いこと姉家族のパラサイトシングルでした)。あたしは彼氏と住んでて良い感じなの。ほんとに素晴らしいわー(また始まった…)。まだ2人で家具とか揃えてるとこなんだけど、ほんとにステキなのよ。 J:何部屋あるの? M:充分に(女の身体した男の化け物やったことは隠さへんかったくせに…)。 J:誰かと一緒に住むの好き? M:あたしのこと理解してくれて、かつあたしから離れてるべき時が分かってる人と暮らすのは好き(笑)。 J:じゃあ、自分主導ってのをあきらめて何でも共有する生活でいいの?だって「ハニー、あたし今からどこそこに行くわよー」とか言わなきゃいけないでしょ。ただ出てくってわけにもいかないだろうし。相手に対して敬意を払わなきゃいけないからさ。 M:相手に対して敬意を払うのって好きなの。自分をより良い人間にしてくれるから。だから「ベイビー、じゃぁまた後でね。今夜はミシェルと遊んでくるから」とか「ミサと出かけてくるわー」とか「あの人とこの人と遊んでるから」とか言うのを楽しんでるの。彼はいつも「わかったよ、ベイビー」って感じだから感謝してる。 J:多くの子ども達が、自分には生きる価値が無いと思ってるって知ってるでしょ。それとか、どっちにしても21とか23才とかでどうせ死ぬんだろうって考えてるとか。どうやったら彼らを助け出すことができるんだろう? M:ずばり言うと、こういうこと。口にしたことって、現実のものになるの。だから良いことを主張するべきなのよ。81才とか健康とか心の平安とか富とかね。何か良いことを口にするべき。地球上の悪いことばっかりを口にしようとするのを止めないと。そんなことないのに自分がひどい化け物だみたいなこと言うのを止めなさいよって。世間に言われるままになってさ。でもそれは自分の姿じゃないの。 J:あなたのお父さんについて話すべきだと思うんだけど。だってお父さんはNation of Islam(イスラム教徒アフリカンアメリカンからなる活動グループ。黒人の地位向上とかを強力に主張したりとか一般的なイスラム教とは毛色の違うものとみなされてるらしい)に入ってたんでしょ? M:そうだったみたいね。キュウリとか魚しか食べずに、豚肉やidiot box(良いイメージとして使わへん時にこの表現を用いることがあります)-つまりテレビを避けてたってことは。あたし達(以降、「あたし達」とはMaryと姉のことやと思われます)もRootsとかそういうの観てたわ。 J:まだご健在? M:うん。元気にやってる。彼とは今すごく近い関係にいるの。お父さんのことはずっと好きだったし、今もよく話をしてる。父親ってすごく大切なんだよね。少しの間彼はあたし達にとって怖い存在だったけど、今は一人の大人として、聖書の言う「父と母を愛せ-love your father and your mother and thy days will be long upon the earth(たぶん旧約聖書のExodusからの引用。…たぶんですが)」に従ってね。あたしは父のことを愛してるし、ずっとお父さん子だったの。でも父が出てった時は腹が立った。子どもだったから「どうしてこんなことするの?あたし達のせいなの?あたし達は良い子なのに」って思ってた。 J:彼が出て行った時あなたは何歳だった? M:父が出てったのはあたしが4才の時だった。それからあたしが7才、姉が9才の時に戻って来た。ずっと一緒にいるために帰って来たんじゃなくて、「子ども達に会いに来たよ」とだけ言うために帰って来たの。そして彼はまた出てって二度と戻らなかった。 J:それでその次に会ったのは? M:母がついに彼の居場所をつきとめた時に会ったの。あたし達は「お父さんに会える!!」って感じだった。彼はミシガン州にいて、母があたし達をそこに送り出してくれたの。あたしは行ってから「もうここには戻らない」と思った。だって母はあたし達のためにほんとに一生懸命働いてくれてた。母は身体の小さい女性なの。自分の子どものためにどうにか持ちこたえてた。誰にもお母さんのことを傷つけさせたりしないし、お母さんもあたし達のことを傷つけさせないわ。 J:親友のMichelleとはどのぐらいのつき合い? M:ほぼ10年。 J:わー、小さい頃から一緒に育ったって感じなのね? M:ちょっと待ってよ、何年も何年も知ってる知り合いの女友達はいるけど、ここまでリアルな付き合いは無いわ。MichelleほどThugな子はいない-つまり彼女ほど自分の頼りになる人はいないってこと。Michelleは出会ったその日からあたしのことを愛してくれた。 J:どんな風に頼りになるの?彼女は何をしたの? M:とにかくどんな時でもリアルでいてくれるってこと。自分に対してもね。地獄みたいな日々を一緒にきり抜けてきたからさ。何より、愛してくれてたからこ、あたしがトラブルを抱えてて皆が自分のことを好いてくれてなかった時に、そのことをあたしにちゃんと知らせてくれた。彼女にはちゃんと物事が見えてたのね。詳しいことは言いたくないけど、本当にあたしのことを愛してくれてた!だからあたしも彼女の味方。-Michelleを指さして(インタヴューに同席してます)-Michelleのこと見てよ、ステキでしょ。ありがちな自信の無い女だったら「彼女とは友達になれないわ」ってなるよね。きれいだから。彼女があたしのかっこいい彼氏と接近してたとしても、あたしは不安になったりしない。あたしは大丈夫。「友達だし!」ってね。もしそんなことで不安になるんだったら、自分には彼も彼女も必要じゃないってこと。 J:ところでタトゥーのこと教えてよ。 M:何でタトゥーなんてしたんだかわかんない。他にやることがなかったからさ。皆タトゥーしてたし。かっこいい気がしたし。でもあたしがタトゥー入れるなら、何かしら意味のあるものにはしようと思ってた。だからここ(指さし)には力って意味のを入れた。これは日本語で力って意味なの。 J:それが力ってどうやって知ったの? M:本に書いてあったから。そういう風に書いてあったんだもん(笑)。待って、じゃぁどうやってこれが正しいって分かったか説明するわ。フォーシーズンホテルで日本人の女の人からマッサージを受けてたら、彼女が「手に力があるんですね。それ、力って意味なんですよ」って言うから「え、何?」て言ったら「それ、力なんですよー!」って。それであたしは「あー、これほんとにそういう意味だったんだ」って。だって、だからこそこの字を入れようと思ったんだもん。それで、こっち(また指をさす)は何もやることがなかったことを意味するタトゥー(笑)。 J:それは薔薇ね(笑)。 M:やることなかったんだなーって感じね。でもA rose is still a roseってLauryn Hillも言ってるし(笑)(出たー!)。 J:背中には何があるの? M:これは蝶々。自由で自分のことを愛する世の中の女性全てのために。 J:背中のそっちのやつは? M:これはソウルメイツってやつ。 J:プラチナの歯はいつ入れたの? M:これはダイヤ入りのオープンフェイス(外側がプラチナで内側がガラス?らしい)のプラチナの冠なの。 J:いつ入れたの(それ訊いたんやもんね)? M:2年ぐらい前に入れたんだけど、全部の歯にこういうのを入れてた(!)Laura Belle叔母さんが亡くなったからなの。Lucille叔母さんは金のを入れてて、おばあちゃんは入れ歯全部に入れてて(!!)、すごくきれいなんだよね。家族の年長の人たちが皆入れてるから、あたしも入れたってわけ(Family Affairですねっ)。 J:じゃぁ皆さん長いことそういうの入れてるのねー。痛かった?それするために、歯も切らなきゃいけなかったんじゃない? M:縫いつけるの。ちゃんとその場所に固定されるようにね。 J:取り外せるの?(懸念を示すジェイミーおばさん) M:えーと、外したかったらね。でも今んとこ半永久的なもの。一応歯の周りに縫いつけなきゃいけなかったけど。 J:一度写真を撮った時にそこに傷跡があったと思うんだけど、突然無くなったよね。 M:どこの?顔の? J:そうそう。 M:ねえ、傷はここにあるよ。 J:あー。その傷っていつできたの?(ついに核心に挑むおばさん) M:ずっと前からあるの。9才の時から。 J:でも前は見せてなかったでしょ。それで見せた時期があって。皆が何て言ってたか知ってる?誰かに殴られたんだって言ってたの。 M:誰も殴ってなんかないし、それはWendy Williams(出た!悪名高きラジオDJ)がラジオで言った嘘だよ。あの人があたしのことを男って言った嘘と同じようなね。つうかこんな見かけの男いんのかって。戦争ふっかけてやろうかと思ったわ(笑)(笑ってる…コワ)。でも気を静めることにしたの。だってあたしが戦うって言う時には、監獄行きになるようなことするってことだから。でも今あの人フィリーでぺらぺらしゃべってるみたいだし、あんまり変わり無いわ。だからいいの。彼女と関わる気も無いし。 J:Mary Jane Girls(Maryが当時プロデュースしようとしてたガールズグループ)はやる気? M:はいはーい、やりますよ! J:えーと、あの人の許可は…? M:…リックジェームズ!?リックジェームズ本人が「Maryに名前あげるよ」って言ってくれたの。 J:INTROのKenny Greeneと仲良いって言ってたよね? M:Kenny GreeneはMary J. Bligeの人生の主な役割を果たしてくれた。Kenny Greeneはただあたしの人生に現れただけじゃなくて、友達になってくれたの。本当の友達にね。『一回寝た後はお友達』みたいなのじゃなくて。会うと「Kenny、元気にしてるー?」みたいな感じの友達。Kennyは”Love No Limit”とか”Reminisce”とかの曲をやってくれたの。”My Love”にも関わってくれた。ほんとに才能ある人なの。あの3曲もあたし達2人で書いたんだけど、Kennyにはほんとに才能があって、あたしのブラザーが病気だなんて理解できないわ。(この雑誌が出た次の月、10月-これ10月号やけど発刊は9月だったので-にKenny Greeneさんは亡くなってます) J:彼がそんなに関わってたなんて知らなかったわ。 M:ほんとに色々してくれた-多くの人に対してたくさんの仕事をした人なの。Kennyに伝えたい。Kennyを愛してるって。彼が知ってようと知らなかろうと、彼を愛してる。 J:ありがとうMary。 M:どういたしまして、Jamie Brownさん。 てなわけで終了!こんだけ長くてこんな終わり方―?って気はせんでもないけど、改めて読み直すとやっぱ濃かった。Maryはやっぱ独特の語り口でした。1月中に終わってよかった。何となく。
by catchafire1980
| 2007-01-31 16:53
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