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めっちゃ評判の良いMusiqの4thアルバム。確かに良いわ(膝ポン)!購入してからほぼ毎日最低1回は聴いてます。いつも通りペース配分できそうにないのでとりあえず今晩書けるだけkそれもかいつまんで書きまーす!とりあえず最初の4曲がめっちゃ好きなもんで。
(1)B.U.D.D.Y. は1stシングル。褒め褒めで始めるかと思いきや、とりあえず何でこの曲が1stシングル?という気持ちはぬぐえません!いや、相変わらず歌詞もMusiq節やし軽快な感じでアルバムの幕開けを明るく飾っていると思うんやけど…じゃぁいっか。何かねー、この素晴らしいアルバムのシングルにしては、世間に対するイントロとして平凡ちゃうかい?とか思っただけです。曲としては好きです。 ところでタイトルのBuddyって、相棒・仲間・親友みたいな意味やねんけど、Musiq君(脳内でみゅーじっくんと読む)てデビュー以来「親友みたいに何でも分かり合える関係」が一大テーマになんちゃうかね。1stのgirlnextdoorは幼馴染みとの再会、justfriends(この曲最高に好き)では「彼女になってくれなくてもいいんだよ。名前を教えてよ、それでまたどっか遊びに行ったりできたらそれでいいんだから~♪」と唄い、2ndのhalfcrazyでは友達→恋愛関係→破局の途をたどって「一緒にジョーク言い合って秘密も全て打ち明けてた二人はどこへ?友達に戻りたいよー」と泣いてます。きり無いからこのぐらいにしとくけど「友達」って単語が出てくる曲の多いこと。そんで今回Buddyときたか…と思って。先に挙げたjustfriendsとわりと状況似てると思うねんけど、Musiq君はとにかく「友達から始めよう!」という場面・状況が好きなんやろうな。そんでここがMusiq君の歌詞世界にファンが多いやろうと思う所以なのでーあります。だって唐突に「君は今まで出会ったどんな子よりもセクシーだね」なんていう状況自分に起こると想像できる??家から一歩外に出て今日、そんなことありえるかっつったら、そんなシュールリアルな状況はまず無いと思うねん(あたしだけやったらどうしよ)。でも「たまには電話できるし、どっか行くのもいいし、番号交換しとこうよー」(日本語にすると安いナンパや。ひっかけ橋や)というのはありえるんちゃうかと。「きみが友達になってくれたら楽しいだろうな」と言われてうれしくないことはないんちゃうかと。PV見たらめっちゃその状況を再現してんねんけど、もうMusiq君ががに股やわもみあげ短いわドラエモンそのものやねん。でもめっちゃ友達になろなろ言うねん。で、実は共通の友達がいて、一緒に遊ぶようになってちょっといちゃつく感じになって…こっからがMusiq君のずるいとこで一番自分が得意なことで気を引こうとします!歌!めっちゃパーティーで唄ってんねん。友達になろうと誘い出して早速歌でどうこうしようとは…ずるー。 (2)Ms. Philadelphia (すでにペース配分の大間違いを痛感中)突然ですが、Musiq氏が単なるStevie Wonder Wannabeではないと断言できる一つとしてこの類い希なるストーリーテリング能力が挙げられるとわたしはここに記しておきますっ!前から思ってたことやし皆思ってるやろし一曲目でだいぶ言ったけど、ほんとこのアルバムを聴いて改めて思った。しかも曲の構成にぴったりあてはめてくんのね、ストーリーを。クレジットは共作になってるのも結構あるけどほんとすごいわ。 さて本曲はイントロからウキウキするような、このMs. Philadelphiaがさぞキラキラ輝いてるんやろうなーと思い浮かぶような感じ。 Verse部分はちょっとロマンティックで…バーにいるMusiq君(ぷっ)。美しい女性が音楽に頭を少し揺すりながら目を閉じて飲み物が来るのを待っているのが目に入る。「なんて綺麗なんやー!」と感激、「お嬢さん、ここ、席あいてます?(歯だかサングラスだかがキラリ)(←イメージ)」…話してるうちに分かったことは…サビはめっちゃウキウキメロディー。彼女がフィラデルフィア出身で金魚と犬飼っててLAではアパート暮らし、ロースクールの学生で子供産む前にまずキャリアを築きたいと思ってる~なんていうことが分かってくるんやけど、この要素ひとつひとつ聞き出す度にチュートリアルの妄想漫才ばりに「おおおおそれでそれで!?じ、じぶんすごいやん…」と興奮してる感じ。Pre Chorus部分ではそろそろバーも閉まる時間なので椅子を引いてあげてジェントルマン然と店を出る…と思いきや「一晩過ごしてみない?なんて訊くのは早すぎるかなーっ?」と調子乗る気まんまん!…早すぎるかな?と付け加えてるとこがMusiq君らしいと思うね。Bridgeでは更に調子に乗ってみてます。サウンドも浮き足立ちぶりはちょっと抑えめ。歌詞ももちろん調子乗って「Can I get a little hometown love?」と突然同郷であるという最終兵器を手に急接近する気です。ずるー…ていうか何その手法。まぁそれがテーマの一曲なわけやけどさ。 この曲シングルになるとしたらPVの相手役は誰になるかなー???てことだ何か無性に気になります!だってフィリー出身者やろ?Aariesのどっちかを推すぞ!もう…お願い! (3)teachme ウッキウキ春の出会いキャンペーン2曲の次はいきなりドーンと悲しめ。この曲大好きです。関係をうまく続けていこうと努力してるのにうまくいかん。どうやったらうまく愛せるのか教えてクリ(御坊茶魔)!という内容のこの曲ですが、サウンドこそ平凡なものの、とにかくメロディーが美しい!歌詞に関して言うと、いきなり「男とはー涙は見せずー疲れ切るまで働きー!」と男の生きる道から始まります。初めて聴いた時びっくりしたわ!その先には、「そう教えてこられたけど、この関係ばかりはどうしたもんやら…」みたいな内容が続いてました。ほっとした。Musiq君は関係がうまくいかんくなったらめっちゃ相手に「どうしたらええねやー」「何でなんやー」と教えを乞う傾向にあると思う。何でやろ?そしてこの人、教えられたら素直に従うんやろか…。 出ました!!この名前がプロデューサー陣にあるだけで胸躍る、Raphael Saadiq!いやーやってくれたわ。この曲最高ですよっ!!あたしの中で本アルバム暫定一位の曲。Saadiq師が唄っててもおかしくない雰囲気の曲で、唄ってるの聴いてみたくもあるなぁ。何と言ってもこのベースラインが最高やないの!!切ないようなワクワクするような。そんで鼓動みたいな音のドラムとかちょうど入って欲しいとこに入れてくれるピアノ!パーぺき。別にめっちゃ感情こめて歌ってる風でも無いし(手を抜いてるって意味ちゃうで)、壮大バラードでも大泣き悲しいソングでもないし、全体の雰囲気にしても歌詞にしてもちょっとご陽気すぎる…?と思わせといて何か最後の方になるにつれ感動的にも思えてくるこの曲の秘密は何やろ??まー解明されんでもいいねんけど、不思議にほんっとこの曲は良い! 歌い出しの"I got a good woman now / someone between a lover and a friend"も普通の表現やのに何て真摯に響くんでしょうねっ。あ、それとやっぱ出た「友達と恋人の間」セオリー!でも最初んとこに書いた「友達みたいに分かり合える恋人」と「友達と恋人の間」は違うよね…歌詞見るかぎり同じような捉え方してるようにお見受けします。そんな曖昧な認識やからHalfcrazyのような悲劇が起こるるんちゃうか!と現実とフィクションの境がわからんようになってしまった人みたいなこと言い出してるけど。焼酎のせいですね。better manになりたいよね!早く人間になりたいよね! "She's so beautiful soul, body and mind~"のくだりが、デビュー当初音楽とか志向の相似性から付き合ってんのか!?とまで噂されたIndia. Arieを思い出させる雰囲気やね。今ちょっと思ってんけど、曲に対するアプローチとか歌詞のディーテイルぶりとか、India.よりMusiqの方が女性っぽいなー。何となく。 ※あとこの二人の写真見てたらアーニーとバート思い出した。セサミの。 てわけでだいぶおかしいことになってきたのでとりあえず打ち止め!次回へ続く(たぶん)。
by catchafire1980
| 2007-04-07 01:43
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