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RENT@Nederlander Theater 7/31
その存在は知っていたものの去年の映画公開でちゃんと観たRENT。MTVで流れてたTrailerのSeasons Of Loveにはまり、Rosario Dawson起用に喜び、レイトショーで観てがっちり好きになってDVDまで買ったのでした。 そして今回のNY行きにあたって調べてみたところなんと、滞在期間中に主役2人(Anthony Rapp:マーク役とAdam Paskal:ロジャー役)がブロードウェイに帰ってくる!という情報があったのでその期間(7/31~9月第一週あたりまでやったかな)めがけてチケットを入手。ちなみに映画版では我らがRosarioが演じたMimi役はアメリカンアイドルのTamyra Gray(Fantasiaにしてもちょっと前にRENTでロジャー役をやったコンスタンティンにしても、AI出身者はブロードウェイで重宝されてる?それとも客寄せ…?)。これはついてる! ※今回の一連のNYライヴ記もそうですが、アー写ぽくないやつは全てわたしが、人混みかきわけて汗水たらして(←恩着せがましい)撮ったものですのでぼけぼけです。臨場感として受け取ってください。あしからず。 このNederlanderという劇場は外装からして何だかかっこいい。かなり古い建物でした。結構並んではいたけどColor Purpleよりはスムーズに列は流れました。それでもColor Purpleんときみたいに主役がいきなりおらん!なんてこともありえる…と思ったのでちょっと怪しみつつ会場入り。PLAYBILLをチェックしたら今日は予告通りのキャスティングらしい。よかったー! ↑Maureen役のNicoretteさん。舞台ではいかれた感じやったけどオフステージではまっとう(?)でかわいらしい感じでした。 Maureen役の役者はすごく良かった!オリジナルキャストやらアメリカンアイドルやら、ネームヴァリューとしては一歩引けをとってる(という見方がすでに間違ってる!)んかもしれんけど、それだけに(?)観ながら「これ誰??」って思わせるぐらいに光ってたなー。劇中で警察沙汰になるイベントの時の演技がかなりユーモラスにアレンジ(ミュージカル版ではいつもあんな感じやったんやろか?)されてて、自然に笑えたし自然にMooしてました。すごい人がいっぱいいるんやな~。演劇に疎いせいでつい、こんなすごい人がこんなとこに「埋もれてる」とか考えてしまうんやけど、ブロードウェイでメインキャスト張ってるんやから全くもって埋もれてなんかなく、演劇を志す人たちの憧れの位置にいる人やねんな。Joane役はオリジナルキャストとも映画版ともかなりイメージの違う人で最初出てきたときは誰役??と思ったぐらい。でも歌は上手いしスタイルは良いしかなりかっこいいJoane役でおもしろかった。それにしても何人?黒人ぽいけど何か違う…と思って調べてみたところ、沖縄生まれ!そんで韓国人と日本人のミックスである母親とアフリカンアメリカンの父をもっているらしい。半分東アジア人にしては声質も体型も全くのアフリカンアメリカンですね。 そうそう、日本人といえばMayumi Andoという日本人の女優も登場してました。この人結構長いことRentに出演してるみたい。映画版には無い役どころやけどかなり活躍してて笑いも誘ってたし動きも良くてかっこよかった!日本人やから~とかじゃなくてかっこよかったです。 映画でストーリーは分かってたし曲もほとんど知ってたのでかなりリラックスして楽しめたのでよかった。舞台ならではの緊張感とかそっから生まれるおもしろさみたいなもんが体感できて基調な体験となりました。そうそう、映画版でカットされて物議を醸したGoodbye Loveまでの一連の流れ、やっぱものすっごい迫力やったー!!映画版でもDVDの特典映像で観られんねんけど、やっぱこれは話の中で流れそのままに観ないとあかんわ!!Goodbye Loveの前のマークとロジャーのあっつあつのやりとりとかさ。あれはすごかった。 映画から観たわたしにしてみると「はーなるほどね、映画はずいぶん工夫してあるのね~」というシーンが多々あって感心。HIV感染者の集いのシーンとかはかなり上手い再現の仕方がしてあるんやな、と思いました。もちろん逆に、何でこのシーンはカットされてんのか?っていう部分もあったりしあけど、まぁクリスコロンバス監督としても色々考えてのことやったんでしょうなー、というのはDVDのコメンタリーの語り口がなかなか正直で親しみを持ってるからやねんけど。 主役二人はオリジナルキャストで文句のつけようも無いんやけど、やっぱ映画より舞台の方が迫力があった!LIVEやねんから当然やけどさ。それにやっぱ長いことやってきてる自信というか、RENTの世界で動き回る所作が身に染みついてるって感じがしたな。特に二人がやりとりするシーンなんかは余裕すら感じました。ミュージカルなんて全然回数観たことないからようわからんけど、アドリブ?て思うようなとこ(笑いこらえてるように見えたり、唐突に変な一言発したりしてるように見えた)まであって興味深かった。 ↑子鹿の様なTamyra Gray。やっぱ人気でかなりシャッター切ったけどこれが限界。普段着もかなりオサレ(写ってないけど)。 Mimiを演じたTamyra Grayやけど、かわいすぎかも!?何ていうかMimiにしてはちょっとやさぐれ度が足りへんかったような。歌にしても線が細いっていうかさ。もちろん歌上手いし、思ったより歌える!とすら思ったんですが、配役としてばっちり合ってるかと言われるとちょっときれいめすぎる感じがしたな~(何様って感じやけど)。Youtubeでオリジナルキャストの人観たからかも。あの人はやっぱオリジナルの風格がありました。Heather Headleyが演じてたAIDAの役の方がイメージとしては合ってるかも(観てませんけど!)??ま、何にしてもTamyra Grayをじかで観られて生歌も聴けたんやから贅沢な時間でありました。Cat Scratch Clubでのストリップダンスも観たし!そんな過激じゃなかったけど(なに期待してんだか)あんな高いとこでようあんなポーズ取れるわ!と変なとこで感心した。映画版のRosarioもかなり良かったけどあれは映画やからねー。生であんなことできるなんてすごいわ。 タモさんじゃないけど、ミュージカルにかぎらず演劇とかって何か「ぷ…」と笑いそうになるというかなかなか入り込んで楽しむことができへんわたしですが、RENTは自然にすっと入ることができてよかった。Angelが天に召されるとこ~Tom Collinsの歌の流れなんて泣きそうになったし(隣の人号泣してるから涙もひっこんだ)。舞台がNYであること、その時代のそういう人たちのリアルを切り取ってある舞台ってことでNYで観てこその一本(オペラ座の怪人ならロンドンで、みたいな意味で)て気がするのでもしチャンスがあればオススメです。 LIFE CAFE店内。客みたいに新聞読んでるおなごはウェイトレス。 ☆余談ですが、RENT観る前にLIFE CAFEに行って早めの晩ごはんをいただきました。RENTの舞台になってるイーストヴィレッジのアルファベットシティ(Avenue Bやったかな)にあるカフェで、La Vie Bohemを唄うのはこのLIFE CAFEという設定やねんね。バーカウンターもあってお爺さんが一人で飲んでたり、壁の結構な分量が黒板になっててなぞなぞが書かれてたりわりとおもしろかった。落ち着いた雰囲気でゆっくりできました。地下鉄の駅からはちょっと(10分ぐらいかな)歩かなあかんけど最近ではアルファベットシティもイーストヴィレッジの一角って感じでガイドブックに書いてあるような危険そうなことはなかった(夜中は知りませんよ!)から行ってみてよかったな~。
by catchafire1980
| 2007-08-13 21:22
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