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Brandy@Billboard Live Osaka 5/29
いつの話やねんて感じですがさりげなくアップしてみます。 ![]() 最初に白状しときます。わたしBrandyはライヴで歌えへんと思ってました!TVで見るも無惨に歌えてない彼女を何度か目の当たりにしてたので(決定打はやっぱりDiva’s Live)。なので、家でおとなしく大好きなアルバムを聴いといた方がええんちゃうか、(改めて)幻滅したくないし…ぐらいに思ってたわけです。しかしながら!リアルタイムでR&Bを聴き始めた頃にすでに一線を走っていて今も現役で頑張ってるヒラメさんのライヴをじっくり小さな会場で観られるなんておいしいなあと。新譜良いなあと。そんなこと思ってたらやはり我慢はできず当日ようやく席を確保。結論から言うと(いつもの如く)行ってよかったです。「有名なアイドル、Brandy本人が間近で見られる」なんてことは単なる付加価値にすぎなかった、と言えるぐらいに良い音楽が聴ける空間でした。ヒラメごめん。めっちゃ楽しめました。 GIRIGIRIスケジュール進行やったため開演までこっくりこっくりしてたけど、ご本人登場した時点(いや直前のBacking Vo.二人の、昭和のスキー教室的な振り付け?)で全てを忘れました。前下がりショートボブのウィッグ(きっと自主ブランド)に全身色んな素材の黒で統一。色んな芸能人がオサレやと取り上げられてますが、この部門?ではヒラメちゃんてトップレベルなんやないやろか。普段から自然にオサレって感じ。両腕上げたときにちらちら見えるお腹がまったいら。はらたいら。もともと太らん体質なんやろうけど、髪からファッソンからネイルから隙の無い感じ。豆みたいに小さな顔に、豆まっぷたつに割れちゃいますよーと言いたくなるぐらいにぱっくり切り開かれた口、からずらり並ぶ真っ白な歯。そして視界200°ほどありそうな目。かわいいとかかわいくないとかいうより、Brandy。Brandy以外の何者でもない(当たり前か)!15歳から15年間、よくも悪くも人の目にさらされてきたヒランディー。立ち居振る舞い一つとっても見られてることが自然というか、変な自意識も無さそうやけどプロでいることが自然というか、そんな印象。 ![]() 一曲目は意外にもハハ ハハ ハハ ハ ハ。Afrodisiacでした。ヒラメアップの中でも特に好きな曲やから嬉しい!何だかんだでイントロ聴いた瞬間盛り上がる。この曲ではバッキングヴォーカル二人もおんのにカラオケのヒラメBacking Vocalの声が勝ってる?とちょっとバランスに違和感がありましたが曲が進むごとに解消されていったという印象(自分が慣れただけかも)。どうでもいいけど、アルバム内で後半のアドリブ部分、You’re my afrodisiac♪にかぶせて”You’re my afro”って言うとこがあんねんけど個人的に聴いてて笑いどころです。あなたはわたしのアフロ。ちなみにafrodisiacとはaphrodisiac=媚薬をもじったものでアフロやアフリカとは関係ないと思います。で、次の曲もWho Is She 2 Uと同アルバムから。アルバムで聴くとそれほど印象が無いんやけどバンドで聴くとなかなか素敵。個人的にそこまで聞き込んで無い曲の方が冷静にヴォーカルが聴けるなあ、あのまんまの声やなあ!天然ボコーダー声と呼んでいた甲斐?があったなあと感激しつつ。 ほぼ間髪あけずWhat About Us!これ改めてまじでかっこいい曲やね!「だーちゃーとのケミストリーは夫婦並なのよ」発言も納得です。ライヴで聴けて大興奮でした。ただPVが変すぎると思います。あかん意味で。先行シングルのPVってアルバムのイメージにも響くと思うので是非気をつけてもらいたいものです。大好きなアルバムだけに。この時点でソファ席を選択したことを少し後悔。というのも整理番号最後やったのに最前列かソファかの豪華二択を迫られてんけど、あまりにも疲れてるし…キャーキャー熱狂するほどのファンでは無いし…という考えでゆったり座れるソファ初体験としゃれこんだわけです。でも…全然最前列で大合唱できた。イントロからWhy don’t you return my call?とか口をついて出てくる自分にびつくりしちゃいました。自分で思ってるより、あたいあんたのこと好きみたいだヨ、と。一緒にうっふー!と盛り上がるエネルギーはその場で発生するものなんですね。疲れてても関係無いのね。アップ系が3つ続いた後はFull Moonで少し空気が緩みます。これまでと比べてお客の反応はイマイチな気がしたけど、個人的にはここまでで一番のうっひょー(内心やから盛り上がりには何の貢献もしてませんが)。Full MoonはBrandyに興味の無い人も聴いてみてほしいと思う素敵な曲やと思います。似たような感じって他にあんまり無いんやもん。独特の流麗なメロディと浮遊感と同時にバウンスする感じ。ブリッジもあります。Mike Cityおそるべし。ちなみに歌詞はひとめぼれがテーマ(TeedraのYour GirlsとかMaryとか集めればたくさんありそうね)。This must be right~♪からの高音も危うげなくほんときれいに伸びて、伸ばしたヒランディーちゃんの腕の先に月が見えてくるようでした。 Almost Doesn’t Countは何となくライヴでは聴けへんのちゃうかと思ってたのもあってかこの日一、二を争うほどの威力でスコーンと直撃してきました。Never Say Neverの中では一番好きかもしれへん曲やけど、実は今回来日が決まってヒラメ祭を開催するまでPV観たことありませんでした(ヒラメinロードムービー風)。ちょうどPV観られる環境にない期間にあたってるのよねー。そんなこともあって勝手に自分が好きな地味な曲ぐらいの位置付けやったんですが…みんなが大好きな一大名バラードやんか!しかも10年足らずの時を経て、CDよりずっと太く芯の強いヴォーカルにライヴならではのちょっとしたフェイクが~!ひ、ヒラメさん!あまりにも感慨深いので不覚にも涙がうっすら。こんな素敵ライヴバージョンもあります(コチラ)が、自分が聴いたライヴの方がこの3倍増しぐらいで良かったように思います。もっと思い切って歌ってたような。そこからちょこっとTop Of The Worldがきて(まだじーんときてたため気持ち追いつかず)、Best Friendというなんだか更に時代巻き戻し!な懐メロ特集。Best Friendなんてそんな好きでもなかったから意識もしてなかったけどライヴで聴くとかっこいいねえ。13,4年も前に10代のガールがやってた曲とは思えへんクールっぷり。帰ってアルバム聴いてみると当たり前ながら声も青いしヴォーカルも拙いのね。今のヒラメやから歌える1stの頃の曲、というのがちゃんと打ち出せてるのがあつぱれ!ということで大好きなI Wanna Be Downはうれしかった!あーわなびだあ・あ・あ・あ・あ・あ・あ~ぅん♪の独特の歌い回しが生で聴けただけでありがたや…と拝みたくなりました。今のヒラメとはいえ別におばんくさいわけでもなく、あくまでキラキラかわいいBrandyが歌ってます、というのが無理無い感じでまた素敵。しかしこの声は財産やと今回改めて思いました。そらわたしが大好きなスーパーヴォーカリスト達に比べれば歌だけで勝負(極論言えばRachelle Ferrellみたいにアー!て言うただけで頭打たれるような衝撃を与えられるみたいな)!というなタイプでは全く無いと思う。そんなカテゴリーでは無いのは確か。でもBrandyにはBrandyにしか無いこの声と表現とそれにぴったり合った粒ぞろいの曲がわんさか。なんだかんだでヒラメさんて駄作が今んとこ一枚も無い気がするのもすごいとこかも。地味やけど佳曲と呼べるような、長いこと聴き続けられる良い曲が毎アルバム複数曲入ってるもんね。良いヴォーカリストでもあんまり曲が良くなかったりセンスが良くないなーという人や、先端の音で打って出てその後鳴かず飛ばず…なんていう人もたくさんいると思うんやけどちょうどその逆。あ、褒めすぎちゃった。良いライヴ見せられちゃうと過剰なまでに褒めたくなっちゃう悪いクセ(悪くない!過剰じゃない!)。 ![]() Babyも懐かしすぎて鼻血が出そうになりましたが、The Boy Is Mineは一応聴けてうれしいのはそうなんやけど、これMonica無しで聴くぐらいならばあれ(Sittin Up In My Room)やらこれ(Brokenhearted)やら聴きたかったなーというのが正直なところやったり。まあ実際歓声がもっとも大きくなった曲の瞬間のひとつでもあったわけですが。で「次の曲はLoveについての曲。わたしLoveについて歌うのが好きなのよ」というアイドルポジションを忘れない笑顔とMCで歌い始めたのが新譜からTorn Down。めっちゃありきたりな、いまどきのポップでさわやかな一曲やと思うんですが、ある意味ヒラメにしてみたら「これまでもこの路線の曲は毎回入れてるもんね」て感じなんやろうね。これが次のシングルなんかな~、と思ってるうちに聞こえてきたのがAlmost~と同じぐらいガーン!ときたHave You Ever。この曲の流行りっぷりって少なくとも北米では半端じゃなくて、少なくとも3、4ヶ月の間は毎日最低2回は聴いてたと思います。ラジオでもTVでも店先でもとにかくこれ。アルバムもよく聴いたしさ。Youtubeでたまにアップされてる口パクで熱唱してるアレ、この曲ならかなりの精度でできる自信ありますからね!誰も観たかないやろうけど。ある意味耳タコで普段しっかり聴こうともしてへんかった曲やったんですが、10年の時を経てご本人にあんな距離で歌われた日には。一気にタイムトリップしてしまいましたよー。わたしの記憶が正しければVerse1か2を飛ばして一気に盛り上がるパートに入っていて歌ってほしいところは余すことなく全部きっちりやってくれました。さすが分かってらっしゃるわー。たまにサビだけ(ひどいときはAメロさわりだけとか)歌ってメドレー扱いてなことがあるけどわたしはあんまり好きじゃないんです!なぜならブリッジとか後半の盛り上がるとこ目がけて聴いてるから。て勝手な理由ではありますが。曲数詰め込めばいいってもんじゃないのヨーと言いたい。そこいくとヒランディーたんは盛り上がるとこが分かってる人やなーという印象を受けました。しかし聴けば聴くほどべたべたのDiane Warren節なんやけどうまくはまるとほんと良いよねえ。参っちゃうねー。今アルバムのを聴いてるんやけど、確実にライヴの方がいいもんね。アルバムの青い感じもいいけど、確実にこの平坦さが無くなって深みのある歌になってました。Almost Doesn't Countと同様、Have You Everでまたもや心の汗がにじみかけ。ライヴでは歌えへん説を積極的に唱えていた(て別に吹聴はしてへんけど)わたしのばか。歌えた。それどころかヒラメ節ってほかの人にはまねできへんような領域に達してるかも。呆然としてるうちに蟹さんとのTalk About Our Loveで本編終了。そうそう、あんまり触れてる余裕が無かったけどキャリア15年のヒラメさんが連れてくるバンドだけあって手堅く、邪魔せずアルバムの世界を再現してくれていました。冒頭『マイク入ってる?見栄えのためだけ?』と心配になったバッキングヴォーカルの二人もオケと判別しづらいのはヒラメ声を忠実に再現してるからやったのかも。特にソロとってるときにはその見事なヒラメ声っぷりにびっくりしました。ヒラメ仕様で声色作ってるのかもともとそうなんかが気になるところ。 ![]() アレもアレもやってへんしどっちかやりに出てくるやろー、と静かに汗を拭きながらアンコールを待つ。B Rooka(ご本人が推してる愛称)さんすんなり再登場。客席から男性を一人呼び込んで椅子に座らせ、Long Distanceを!遠距離恋愛ソング。雑誌のインタヴューで「ライヴで歌うときには娘のことを想って歌ってる」と言うてたのをふと思い出したりもしました。日本で聴いてるわたしたちにも長らくヒラメは遠い存在だったことよのーとよくわからない感慨も。アルバムでは吐息(鼻息?)までばっちり聞こえる密室系(?)バラードとして聴けるんですが、ライヴでは壮大バラード!といった趣でガツーン!と歌い上げてました。歌えへん疑惑いつまでもしつこくごめん…。改めて、しみじみせつない曲。With you is where I’d rather be but we’re stuck where we areってようできた歌詞やわー。Stuck where we areで離ればなれを表すとは!誰これ書いたの。めっ。そして最後はRight Here(Departed)!イントロが始まってもDeparted(Right Here)やっけ?ぐらいに興味のひかれへん曲やったんやけど、ライヴで聴くと愛着わきますね。ヒラメ口から直で発されるのを聴いて初めてあーこういう曲やったんやと。I’ll be right here with you/You’ll be right here with meが何度も繰り返されるのを聴いているうちに、Long Distance~Right Hereっていう流れは必然なのねーとやけに納得しました。ライヴで聴けたときならではの歌詞の解釈ってあるなあ。自分に言われてる気になってくるんやからヒラメ圧勝です。というわけで最後はほぼ総立ち(やったと思う)で興奮のうちにライヴは幕を閉じたのでした。 あ、そういえばライヴ中「日本のものほんのSUSHIはほんとにおいしいよねえ。LAのSUSHIもいいけどやっぱりちょっとアレなのよねー」と違いのわかる女ぶってみることも忘れていませんでした。また観たいな それぞれのアルバムから2,3曲ずつまんべんなくやるという、本国ではやってそうもないスペシャールなセットやったと思います。欲を言えば個人的にはもっとFull Moonからの名曲(というか自分が好きな曲)を聴きたかったという気持ちはあるけど、純粋に10年ぶり?の来日で観るヒランディーのライヴってことでいけばわかってらっしゃる!て感じの網羅されっぷりでした(Sittin Up My Roomは聴きたかったけどね←2回目)。満足度高い構成です。 さすが、の一言。 ▲
by catchafire1980
| 2009-06-15 20:03
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